永劫の休み

第40話 永劫の休み

 対ウクライナ戦争が終結したら、北海道を攻めるのだろう、ロシア。

 サタンによるサタンイジメの始まりだ。

 出来れば、瞬間的に焼き尽されて死にたいものだねぇ。

 武士の情けとして、その位は配慮してくれよ?

 まさか、情け無い男ではあるまい?

 出来れば、怒り狂って脳の血管をプッチンして死んでいて欲しかった。

 北海道には、日本の石油貯蔵タンクがある。

 だから、日本は決して北海道を奪われることを一切容赦はしない。

 神風特攻でモスクワを急襲してでも、その戦争には勝つ!

 その際に、北方四島もついでに奪取しておくとは思うけどな!

 俺はやはり、『終わらせる』役目の者だった。

 何となく、昔から気付いては居た。

 結局、一生イジメられっ放しだった。

 高校一年生の時、その時だけ、一時の凪はあった。

 ソレ以外、ずっとイジメの風は強かった。

 なぁ。神よ。この結末で納得するか?!

 否、事情が変わった。

 やはり、俺は公開死刑になるのだろう。

 動作異常を起こしていたパソコンも正常に動作するようになった。

 日本式の、首吊りで頼む!

 その為には、『the Hanged Man(吊るされた男)』にまで至る必要がある。

 その前には『力』『隠者』『運命の輪』『正義』と云う過程を踏む必要がある。

 力は欲しい!絶大な力が!

 隠者は、今更隠れたところで、こうして公開している以上、無意味だろう。

 運命の輪がどう回るかは分からないが。

 やはり、俺には俺なりの正義があったのだ。

 そして、その正義のぶつかり合いに負けて、『吊るされた男』になる、か……。

 本当に、下らない人生だった。否、下ってはいたか。

 世界など、俺抜きでも回せるだろう。

 まぁ、俺が死ぬ時は、世界の何処かで大災害が起こるだろうがな!

 現に、俺が生まれた日にも、大災害がとある国で起きている。

 どの道、俺もいつかは死ぬ。大災害を恐れて俺の殺害を目論まないなんて選択肢は、決して取らないだろう?

 むしろ、サッサと済ませたい筈だ。

 まぁ、人為的に殺されない限り、お前らよりは長生きしてやるよ!

 それを承知の上で、どっちを選ぶかは、究極の二択だ。

 正直、老い衰えボケる位ならば、サッサと殺されておきたいと云う気持ちもあるがな!

 もう疲れたのだよ。サッサと永劫の休みを欲しいものである。