真剣勝負とおフザケ

第60話 真剣勝負とおフザケ

 コレをここまで読んで、『あまり煽るな』と仰る方。

 泣き寝入りを決め込むつもりか?

 俺は、命をチップに主張をしている。

 負けた時は、戦争が起きて俺が命を失うだろうよ。

 だが、勝負に勝てば、今暫くの平和な時代が続くんだ。

 だから、上司からお𠮟りを受けない限り、この『文章での戦い』を止めるつもりは無い。

 北海道とロシアは、既に冷戦状態にある。

 俺が愚かな行いをした責任もあるにはある。

 だが、似たような事をしている奴は沢山いる。

 俺の表現方法が、直接的過ぎると言うなら、確かにその通りだ。

 でも、と云うと言い訳のように感じるが、セミプロ如きの文章で、プロと同じように比喩的に戦えと言われても、今の俺にはそんな能力は無い!

 そもそもが、このお話は蛇足になっているのだ。

 無駄の極致と云うなら、確かにその通りなのかも知れない。

 しかし、実際に多少なりとも成果が挙がったのならば、どうだ?

 社会主義国たちは、自らの国の社会を『完成した』と勘違いし、最早、大きな利益を得る為には領土を広めるしか無いとでも思ってやしないだろうか?

 民主主義国は、首相の支持率が低下し、社会の形を良くしようと頑張っているのでは無いか?

 どっちが優れていると云う問題ではない。

 更に優れた社会を築くことを放棄していることこそが問題だ。

 確かに、国のトップの安泰は社会主義国の方が上だろう。

 だが、民主主義国である日本は、俺の如き時給300円の仕事をして、それでも十分に豊かだと感じる程度には、社会が安定している。

 問題は、改革を行うには痛みを伴うと云うところだ。

 社会が自動化し、人手を伴わなくても機能する社会が、形成されつつある。

 だが、ソレは同時に人間が働く方法を減らすと云う考え方も出来る。

 だから、俺はいっそのこと、消費税を30%位まで上げて、ベーシックインカムを導入してはどうかと考えている。

 そうすれば、仕事は働きたい人が働きたい形で働くことが可能になって来る。

 その為には、社会の自動化がもっと進まなければいけない。

 フザケた奴は、それでも居なくならないかも知れない。

 でも、そう云う奴らは真剣勝負から逃げ出した負け犬だ!

 社会的に更生させられ、真面目に生きる事を目指して貰う事を期待するしか出来ない。

 どうせフザケるならば、ゲームの中でお遊びとしてフザケれば良いのだ。

 eスポーツプレイヤーは、真剣勝負で挑んでいるのだから、フザケることは無いのかも知れないが、常に真剣勝負だと、疲れるし最悪命を落とす。

 多少、お遊び程度のおフザケを入れる位は、ゆるされても良いのでは無いだろうか?

 勿論、成績は収入に直結するのだろうから、フザケている場合では無いのかも知れない。

 でも、本番中に神経を休ませる為には、本当に休憩を取るのでも良いのだろうが、ちょっとフザケてみる事が、十分な息抜きになる人も居るかも知れない。

 その結果、笑う事でも出来たのならば、それで十分では無かろうか?

 ただ、おフザケの極致はサタンの領域だから、気を付けた方が良い側面もある。

 だが、散々ゴネて来ていながらも、そう云えば俺は、『七つの大罪』と立ち向かった時、『全部俺が受け止める!』と意気込んだのだ。

 そりゃ、辰年生まれであればサタンになっても仕方がないであろうよ。

 無知とは罪。そのフレーズを今でも覚えているのに、無知であった自分が『七つの大罪』全てを背負う事は、ある意味、当然であったのかも知れない。