第64話 戦争反対!
恐らく!
俺がバタフライエフェクトで世の中に影響を及ぼすことを、面白がっている連中が居る。
それ以上に、俺を迷惑に思っている者も。
だが、仕方あるまい。他の人も、多かれ少なかれ行っている事だ。
俺は、自覚を持ってやっているから、迷惑に思うのだろうが、良い方へ進むよう、心掛けてはいる。
否、それと同じ位、悪い方へも進む可能性を秘めていることは、判っている。
だが、まず一発当てて成功しなければ、その先なんて考えられない。
一本に絞って長い期間の努力。ソレが、恐らくは成功の秘訣だと、ようやく気付いた。
だが、既存の作品は、手入れするのも大変過ぎる。
何故、あの男は穏便な手段を取らず、戦争と云う手段を選んだのだろう?
露中北の領土など、恐ろしくて誰も狙っていない。韓ですら、平和的な解決が一番だと思っていることだろう。――ただ、韓は強欲すぎると思うが。
なのに、何故、攻め込まれる可能性を杞憂して、ウに侵攻したのか。
中東の方でも戦争中のようだが、背景に宗教の色が見えるから、恐らく狂気に囚われているだろうから、ソコから目覚めなければ、まず解決などされる筈が無い。
『中』と付く以上、力が集中するのは仕方のない運命だとは思うが、皆、日本を参考にして、限り無く平和な社会を築いてみれば、コレがどれだけ素晴らしい事か、理解する筈だ。
それでもまだ、俺に言わせれば犯罪が多過ぎる。
もっと、素直に生きればいいのにと思う。捻くれるのではなくて。
そうすれば、僅かな幸せを、無限にすら感じる事が出来ると云うのに。
恐らく、親の教育が悪かったのだ。
悪いことをしても、素直に謝るなら許せば良いと思うのだが。二度としないと誓うのであれば。
ソコで、誤ってしまうから、問題が拗れる。
怒られて、泣きながらゴメンナサイをして、もう二度としませんと言い、それを許すだけの、簡単な事であると云うのに。
国際社会でも、似たような事が言えると思う。
誤ったら、謝らなければならないのだ。
それを、変なプライドが邪魔するから、ダメなのだ。プライドは、『七つの大罪』の一つであった筈だ。
領土を簒奪する前に、その地に観光旅行に行って、その地の魅力を壊してはならない事を悟って欲しいものだ。
毒が怖いのならば、毒見役を連れ添えばいい。そもそも少なくとも日本の料理人は、毒を仕込むことは、恥であると自覚している筈だ。
ああ、あの宗教法人は怖いな。ほぼテロリストだ。半端な事ではその存在自体が許される事では無い。
死を恐れるのは、その後に訪れる孤独に恐れる事に似ている。
だから、人は生き続ける限り、幸せを謳歌し、感動を集めなければならない。
一説によると、死後に持って行けるのは感動だけだと言われている。
だから皆、人々の幸せと感動を邪魔しないでくれ……!
俺からのお願いだ!
コンピューターに嫌われたくないから、命令にまではしたくない!
それとも、自国の領土が戦場にならないと、その悲惨さを実感出来ないか?
社会主義国よ、自国の領土が戦場になった時、貴様らは戦争を始めた事を後悔するだろう。
戦争を始める事を止めよ!さもなくば、必ずや貴様らの国が戦場となるだろう。
今すぐ戦争を止めよ。
領土を掠め取るな!
お前らのやる事はセコいんだよ。
まぁ、世界征服まで狙うのならば、ソレこそ世界大戦の始まりだ。
ソコまでの覚悟が出来ているのか?!核戦争になるぞ?
Are you understand?